平清盛ゆかりの地。神戸、京都、三重、広島へ。

大輪田泊(兵庫県神戸市)

ここでは、平清盛の時代、貿易の中心地として栄えた大輪田泊について、その足跡や見どころをまとめています。

平氏の栄華を支えた泊

かつて大輪田泊があった海岸の画像

平清盛が夢見た理想郷の財政基盤となったのが日宋貿易。その中心となったのが大輪田泊です。

清盛は奈良時代から栄えていた大輪田泊を改築し、宗の貿易船が直接港に入れるよう整え、貿易を本格的に行いました。

日宋貿易とともに大輪田泊という地にかけた清盛の思いはかなりのもので、その港を見下ろす山麓に福原京を築き、政治の中心としたことからもうかがえます。

歴史に翻弄された大輪田泊

貿易を基盤とした大国を築こうと夢見た清盛。その中心となる大輪田泊を、永久的に修繕しようと計画していました。しかしその計画も、平治の滅亡や戦争によって中断されてしまいます。

また、鎌倉幕府と宋の間には、正式な国交がなかったため、大輪田泊は細々としか利用されなくなっていきました。

そのにぎわいを再び取り戻したのは、室町時代。足利義満の手によって、日明貿易の中心部として栄え、さらに琉球王国や朝鮮王国との国交の舞台としてもにぎわいました。

現在もにぎわう観光スポット

大輪田泊の周辺は、平家ゆかりの地として人気のエリア。鮮魚を堪能できるグルメスポットとしても知られています。中でも最も見どころなのが、兵庫駅から徒歩で18分、地下鉄海岸線「中央市場前駅」下車すぐに広がる中央市場本場。

リーズナブルな価格で新鮮で豪華な海鮮丼や定食を堪能できます。特に、神戸市中央卸売市場2階のある市場食堂の「海鮮丼」480円は名物です。

 
平清盛ゆかりの地~平家の栄華をたどる~